総合レッスンで運動センスを磨こう
こんにちは。ソフトボール講師 原 聖(はら さとし)です。
みなさん、ソフトボールの上手い・上手くないは何で決まるかご存じですか?
ソフトボールの技術は、その人の持っている運動センスで決まります。
「えっ! じゃあ自分にはセンスがないから、これ以上練習してもソフトボールは上手くならないんだ・・・」
そう思う方も多いとは思いますが、「ちょっと待った~!」です。
運動センスは後からでも身につけることができるんです。
「え~センスって、生まれつきじゃないの?」と、そう思われる方もいるかも知れません。
センスがある人・・・というのは、状況に応じて力や体の動きを調整し、タイミング良く体を動かすことができる人のことで、要するに自分の体を意のままに動かせる人のことです。
ソフトボールの難しいところをあげると・・・
- ボールを使う
- バットを使う
- グローブを使う
- みんなで協力する
- 相手がいる
- ルールが複雑
ざっと、6つ。
世の中には様々なスポーツがあり、そのスポーツごとに難しさがあります。
しかし、上の6つの要素がすべてが当てはまるスポーツは、おそらくソフトボールと野球くらいではないのかなと思います。
この6つの要素を自由自在にコントロールする(扱う)ことができる人が、ソフトボールでは上手い・・・いわゆる「センス」があると言われる人です。
実は、この運動センスというのは、段階を踏んだ適正なトレーニング(技術・体)によって、あとから身につけることができるんです。
エスワンクラブの総合レッスンは、年齢、体格、身体特性、目標に合わせて、トレーニングによってソフトボールが上手くなるための「運動センス」を身につけるためのレッスンです。
技術面・・・基礎トレーニング
身体面・・・パワー、アジリティ、クイックネス、柔軟性を養うトレーニング
実際のレッスンでは[第1部]技術向上の時間+[第2部]メディカルサポートの時間の2部構成となります。
トレーニングというと、体を追い込んで鍛えるというようなハードなものを想像される方もいるかも知れませんが、総合レッスンでは、神経に刺激を与えるものが主となります。
●総合レッスンで身につく7つの能力(コーディネーション能力) |
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リズム能力 | リズム感を養い、動くタイミングを上手につかむ力 |
バランス能力 | 止まっている状態での静的なバランス、体を動かしている状態での動的なバランス、崩れた体勢を立て直す力 |
変換能力 | 状況の変化に合わせて、素早く動きを切り替える力 |
反応能力 | 音や人の動きなどの情報を素早く察知し、それに対して正しくスピーディーに動き出す力 |
連結能力 | からだ全体をスムーズに動かす力、一連の異なった動作をいかにスムーズにつなげられるか |
定位能力 | 相手や味方、ボールなどとの位置関係や距離を感じる力、把握する力 |
識別能力 | 道具を意のままに操作する器用さ |
総合レッスンで、みんなに差をつけよう!
総合レッスンは、ソフトボールの基礎固めをするレッスンです。
基礎・・・というと簡単で初心者がやるイメージを持ちがちですが、本当に正しいキャッチボール、捕球動作、スイング・・・「私、できているよ!」と自信を持って、手をあげることができる人はどれだけいるでしょうか?
例えば、キャッチボール一つとっても、上手くやるためには上の7つの能力が必要不可欠です。
なので、昔から「ソフトボールが上手いか、そうでないかは、キャッチボールを見れば、だいたい分かる」と言われてきたのも、うなずけますね。
上手くなるためには、基礎が大事です。上達に近道はありません。逆に基礎の習得こそが上達への近道になります。
応用は基礎の上に成り立つものです。正しい基礎が身につけば、おのずと応用もついてきます。
基礎を効率よく身につけるために、トレーニングで運動能力を高める。
総合レッスンはソフトボール上達の「技術」と「体」の両輪を兼ね備えたレッスンです。
普通の練習をしているだけでは、みんなに追いついたり、差をつけたりすることはできません。
さぁ、あなたも総合レッスンで差をつけよう!