「育成型チーム活動」の考え方
エスワンクラブの活動の一つとして、
- ソフトボールをやりたい
- ソフトボールを学びたい
- 次のステージ(小学校→中学校、中学校→高校)でもソフトボールを続けたい
そんな小学生、中学生を対象とした、「育成型チーム活動」を行っています。
※小学6年生夏期~中学3年生(夏に引退した子もOK)
「チーム」・・・というと、クラブチームをイメージしがちですが、頭に「育成型」とつくのが、この活動の重要なキーワードになります。
ソフトボールは9人でやるもので、団体競技です。
仲間と協力したり、助け合ったり、励ましあったりしながら、一つのことを成しとげていく。達成感や悔しさもみんなで共有できる・・・それが団体競技の大きな魅力です。
団体競技をやるうえで、大事なことは、チームの勝利に貢献することですが、その中で「いかに自分の色を出していくか」という、自己表現することが、団体競技のみならず、スポーツをやるうえで意味のあることだと思います。
しかし、現実のスポーツ界においては、「選手は指導者のいうことを黙って聞いて、従えばいい」という考えが、根強く残っていて、若年層におけるスポーツ離れの原因の一つになっています。
選手は、「将棋の駒」ではありません。
あるプレーの場面において、「自分はなぜ、そのように判断し、プレーするのか(したのか)」を考え、主張できる・・・自分の頭で考え、行動し、実際のプレーに反映させることができる。その結果として、指導者の考えていることと、選手がやろうとすることが一致すれば、なお良いですね。そして、やがては指導者の考えている以上のアイデアを思いつき、実践できる・・・そんな子が一人でも多く、育ってくれることを願っています。